2004年2月28日 無限スリットローター装着

え〜〜っと・・・ヤ○オクでスリットローターを落札しました

・・・ウソです(笑)

いや、ここ3回ほど上記フレーズからスタートしてますからね〜〜(爆)

事の始まりは去年の12月でした。

年末に晴海オートウェーブで集まった際に来ていたメンバーから無限ローターが新発売になったと聞きました・・・
実は、ここ2〜3ヶ月前からなんですが、フロントブレーキのジャダーがひどく100+αkm/hから
軽くブレーキングをするとフロントセクションがばたばたばた〜〜〜〜!!!!と暴れるようになったのです。
(かな〜〜〜〜〜り激ヤバな症状です)

で、そろそろマジでローター交換しないと(汗)って思っていたのです。
そんな最中の12月に存在を知ったのです。

ただ・・・無限のはスリット入りしか無いとのこと。。。
別にサーキット走行もしないし、街乗りで過激な運転もしないので全くもって不要だと思っており、
純正かAPロッキード(DELPHIロッキード)で十分だと思ってました。

ただ、、、純正は値段が高い(1枚にちょっと追金すればロッキードのノーマルローター左右セットの価格)
ので、ロッキードにしようかと思ってました。

ですが、知人に聞くとロッキードは在庫切れでいつになるか分からないとのこと。

そんなときに、横浜のみなとみらいにあるとあるお店(笑)に別件で行った際にローターのお話を伺って
無限が自社のブレーキパッドの中でも一番ハードなものにも対応出来ると言ってるという話を聞き・・・
で、材質は????という話になったのですが、どうやらCV鋼では無いだろうという結論に達しました。

CVだったら鳴きが激しいですからねぇ。。。
特に無限の製品はディーラオプションと同様にディーラで買えますから、クレームになりそうだし。。。

でも、ならどんな材質を使ってるのでしょう???

な〜〜んて話になったのですが、そのときは話はそこでとぎれてしまいました。

そんなこんなで12月から見て1ヶ月後・・・つまり1月末にいよいよローターがダメだ〜〜〜ってことで、
ローターを手配しようと上記のお店に問い合わせました。

「無限ロータって注文したらいつ頃入ってきます??」

というのも、CL1な皆様は注文して2ヶ月、いや3ヶ月待ちって方もいらっしゃったので、在庫がなければ
ディーラで純正を入れようと思ったからです。

そしたら、
「問屋に4セットあるっていうけど零ちゃんどうする????」
というありがたいお返事を頂きました!

無限というとなにかとこの手のパーツは高いという印象がありますが、フロント分1セットで
29,000円(CF4用の場合)と“比較的”リーズナブルでしたし、人柱になってみようかという
思いもありましたし(笑)

ということで手配をお願いしました。

が、、、その2日後。

「零ちゃんごめ〜〜ん!入ってくるのもう少し後になっちゃいそう・・・」

と言う連絡が(汗)
まぁ、100km/h以下であれば間違いなくジャダーも出ませんから大丈夫ですので
待ちますよ〜〜とお答えしました。

そして待つこと1ヶ月弱。

2月の最終週に納品されました(^o^)ワーイ

で、、、、装着いつにする??と問われたのですが、、、
2月の28・29日と3月6・7日は予定が入ってましたので、平日の午後にでも半休して
行こうかと思ったのですが、仕事が忙しすぎて休めそうもありません。

ということで、やはり休日しかない!!!

と、なったわけです。

で、自分なりに工程を組みました。

11時、オープンと共にピットイン
13時、終了
14時、某氏邸着。
15:30、さいたま市某アリーナに着。

これなら大丈夫かなぁ、、、と思い、作業予約の電話をすると、かなり混んでるご様子(T.T)
が、なんとか11時スタートにしてもらえました(多謝)

そしてやっと2月28日を迎えました、

11時ちょい前にお店着。

で、オープンと同時に精算し作業を開始して貰いました!!
今回はフルードも一年ちょっと使ったので全量交換も行います。

ちなみにフルードは・・・今回もDOT5.1です(爆)
確かに激しいパッドを使ってはいますが、サーキットのように高負荷を掛け続けることは
ありません。でも、、、まぁ、、、DOT5.1はなんとなく“漢(おとこ)”っしょ〜〜〜!(笑)

そんなこんなでまずは無限ローターを見せていただきました。

鉄特有のシルバーではなく灰色に見えますが・・・実際灰色をしています。
というのも、このローターには全面に防錆塗装をしてあるからです。

勿論パッドの当たる面はすぐに塗装が削り取られます(笑)

この塗装は主に製品の在庫の際に錆びないようにするためのものと思われます。

実際、他社製品の多くは塗装の代わりに油分を塗って防錆しています。
この油分がやっかいで、ブレーキと油は水と油並に大敵ですから、装着前に
油分をブレーキ/パーツクリーナで残さず落とさねばなりません。

ですので、無限のように塗装してあれば、油分を取り除くという1工程を省けますので
DIYする方にもお勧めかもしれません。。。

で、このローター。
ちゃんと左右が指定されてます。

ちなみに上の写真はL・・・つまり左用です。
写真はありませんが右用は左とは左右対称、つまり逆方向にスリットが入っています。

しかし、スリットは入り方によって、スプリント、ロングライフと使い分けることが出来るのです。

上の写真・・・つまり無限の正規の取り付け方だとスプリントになります。

外側から先にパッドに当たることにより、より強力な摩擦力を生み、結果制動力が
アップするのです。

しかし、

制動力が上がる=パッドの減りが早い

という図式が成り立ちます。
また、ロングライフに組んだとしてもスリットが入ってますので、パッド面はいつも綺麗になるのは
変わりませんし、スリットでμが上がって純正よりも効くのは間違いありません。

ということで、今回はパッドがもったいないし強烈なストッピングパワーも必要としていませんので
左右逆に組んでいただきました(おこちゃまなので!)

ということで作業中の愛機です。

それにしてもさすがにやり慣れてらっしゃる!
予定では2時間内外と伺っていたのですが、フルード交換も含めて1時間で終わってしまいました!(多謝!!)

で、動作チェックをしたのちに愛機を受領。

「まだパッドとの当たりが出てませんから急減速はしないでください」

と言われてましたので、、、、、、、、、、、mっち〜邸に向かう道中は、、、

そんなこんなで小一時間のドライブで焼き入れも完了しました(を〜〜い!!!!)

で、mっち〜邸で車を止めてまじまじとロータを観察しました。

・・・やっぱりローターの当たる面の塗装はすでに。。。(笑)

で、その日は前述の通りさらに移動したのですが、、、

あれ?あまり鳴かないなぁ、、、
というのが最初の印象でした。
ちなみにパッドは先週交換したデイトナ強烈パッドです。

効きは・・・いい感じです!
ブレーキを踏み込んでいくと吸い付くように減速していくのがよく分かります!


と、その日はそんな感じでした。

が、翌日。

装着完了して350kmほど走った頃になりますが。。。

ブレーキの鳴きがすごいんです!
前日はやはりパッドの当たりがまだまだだったんですね〜〜
CC−Xの比ではないです(笑)
しかも、、、共鳴するような場所(ex.トンネル等)で聞くと・・・金属のこすれ合う音が・・・(笑)
それもこれも慣らしが終わってパッド全面がロータに当たった証拠ですので良しとします(笑)

ただ、効きはめちゃくちゃ良いです!
特に嬉しいのは・・・ジャダーが出ないこと。
そりゃ・・・新品ですからね〜〜(爆)

鳴きに関してはローターのせいではなく、パッドであるのは間違いないでしょう。。。
だって、、、今回もシムをつけてないどころかグリスも塗ってませんから(爆)
今度グリス塗ってみま〜〜す(汗)

ということで、今回は装着しましたよ〜〜という報告でした。

まぁ、この手のパーツは効いて当たり前(でない物もありますが)。
ですが、耐久性や、経年変化をレポートするのが肝要とと考えますので、
追って使用レポート等をお伝えしていこうと思います。

2004年 3月 2日 初稿執筆


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