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Last updated at 2004/12/25
ということで本日(=2004/11/7)は建立工事です!
まずはアンテナの組み立て。
アンテナ自体は2分割になっており、さらに支持ステーや反射器(アンテナ後端の縦に並んでる素子)
を別途取り付ける必要があります。
で、昨夜部屋での組み立てを断念し、本日現地(?)にてぶっつけ本番の本組みとなった次第です。
大きさが伝わりますかねぇ、、、(汗)
全長3mです。重さも3Kgちょっとありまして・・・片手ではずっしりと重たいです。。。
続いてはアンテナに同軸ケーブルを結線する作業です。
いわゆる給電部と呼ばれてるところでして、、、
地上波受信アンテナって魚の骨状にたくさん素子がついてますが、実際に受信するのは
ケーブルを繋ぐ部分だけです。
他は・・・素子同士の相互作用で電波を強くしたり指向特性を変化させる
導波部と呼ばれる部分になります。
また、アンテナ後端は反射器と呼ばれていて、後方からの不要電波をカットしたり
前方からの電波を跳ね返して受信部(給電部)に戻し受信効率を上げる為に使っています。
で、、、話がそれましたが、給電部の組み立て。
給電部はF型接栓で直接留められる物もありますが、ウチのは一度給電部を開いて
同軸ケーブルをバンド(オームバンドと呼ばれてる(オーム=Ωね)金具です)で留めるタイプです。
で、ふたを開けて同軸ケーブルを接続したのが上の写真です。
芯線(真ん中の太い単芯)が長いのでこのあと切りました。
で、ケーブルをアンテナの支持金物に沿って配線し、配線止めやタイラップで留めました。
続いては反射器の取り付け。
これはアンテナ本体の指定された箇所に取り付けて終わりです。
で、ここまででこんな感じになりました。
・・・ますますでかくなりましたなぁ(-.-)y-~~
で、お次は出来上がったアンテナを買ってきたポールに取り付けてベランダに設置しました。
ベランダの手すりと上部固定金物に金曜日買ってきたポール固定金具を使っての固定です。
で、、、ポールは・・・このあと受信状況を見ながらアンテナの方位角を設定するので、
ポール自体の固定は仮止めにしてあります。
ということでこんな感じになりました!
ポール上部にステーが無いのがかな〜〜〜〜〜りやばげな雰囲気を醸し出しております(爆)
で、、、この状態でテレビのV/Uアンテナ入力にケーブルを接続し、
16ch(=放送大学、アナログ)受信させました。
これだけのアンテナで、送信出力のデカイ放送大学の受信なんで
すぱっ!
と綺麗な画像が出るかと思ってました。
が、、、綺麗は綺麗ですが、ザラザラした画像でした。
レベルチェッカーが無いので受信レベル自体は不明ですが、40〜50dBμ台でしょうか。。。
ここで、増幅器を間に噛ましてみました。。
ら、
ザラザラ感は少なくなりましたが評価レベルは3−(5段階評価)ってところでしょうか。
この時点で3+は無いとデジタルはきついだろうなぁ、、、
と、思っていました。
でも、お店へ発注したときに夜間到着指定をしていましたので確認する術(すべ)が。。。
そんなこんなのAM11時。
来客。
宅急便さんでした。
母宛の小荷物でした。
ガックシ!
しか〜〜〜〜〜し!
(ヤマト便さん)「あの〜零(勿論本名で下の名前)さんにも荷物があるんですが
夜間指定なんですけど夜もう一度来た方がいいですか?」
いえいえ!今頂きます!!ええ!じゃんじゃん置いていってください!!!!!
神様ありがとう!!!!!!
多分今日一日の中でこの時が最高潮だったかと。。。
で、アナログ波で再度アンテナ角度を微調整して、12時。
いよいよデジタルチューナの梱包をといて設置作業に入ります。
このチューナ(SONYのTX1)は地デジ/BSデジタル/CS110度チューナですので
地デジアンテナ端子と、BS/CS入力端子があります。
で、地デジは今日設置したアンテナから伸びたケーブルを(増幅器経由ですけど)
直接接続するのですが、BS/CSのほうは、テレビとビデオにBSアナログチューナが
ついてますので、分配して持って行かねばなりません。
さらにすでにアンテナへのDC15V(コンバータ電源)はビデオから出してますので、
デジタルチューナから出ていたらまずいことになります(並列に出るだけだから大丈夫ですけど)ので
BSアンテナを接続する前にデジタルチューナの初期設定をせねばなりません。
ということで、地デジのケーブルのみを接続し動作確認に入りました。
S端子接続でテレビに映像を送り、RCAケーブルで音声をテレビに入力。
そしてBSアンテナからのケーブル(実際は上述の通り分配済み)をチューナに接続、
最後にコンセントを刺しました。
さて、いよいよチューナに火を入れます。
ぽちっとな。
初期設定画面が出ました!
で、取説を斜め読みしながら初期設定完了。
いよいよ地デジが受信出来てるかの確認です。
オートスキャン開始!
これは受信レベルが一定以上あるチャンネルをチューナに登録する作業です。
0%から少しずつ進行していきます。。。
そして100%
一覧の画面になりました。
が、
有効な登録はありませんでした
ガーン_| ̄|○
受信レベル足らずか、、、
ということで別メニューで入力レベルを調べてみると・・・
零
・・・
ゼロかよ。。。
やっぱ放送大学ですらザラ画だったからなぁ、、、
公式発表による今日現在のサービスエリアが横須賀中部まで。
あと10kmちょっとだけど、途中に三浦半島を縦断する山があるし、、、
やっぱりダメなのか。。。
でも、、、
アンテナの高さが実のところビミョウです。
ですが、先程の装着状態の写真を見ていただければ分かりますが、この段階ですでにトップヘビー。
これ以上ポールを高くしたら、、、今でさえ強風吹いたら・・・なのであげれません。
ということでしばし自室で作戦会議。
BS側の結線を済ませしばしタバコを吸いながらBSデジタルの受信チェック。
こちらはアナログで十分な十分なレベルを確保していましたので無問題。
BSd全チャンネルの受信が出来ました!
しかも、ウチのBSアンテナはワタシが会社に入った頃に自己啓発の為に自分で付けた10年選手ですが
CS110度放送の下の方の周波数のチャンネルは受信できました。
勿論・・・有料放送なので見ることは出来ませんが。。。
で、BSd放送!
いや〜〜〜画像綺麗!
同じデジタルのスカパーなんかよりも綺麗です。
後日報告することになるかと思いますが、スカパーの送出レートは3〜8Mbps。
BSdは15〜20Mbpsですから!
それにデータ放送やラジオ放送は体感する前は実のところおまけにしか思ってませんでしたが
ラジオは27個チャンネル程度あり、なかには十分BGMとして聴けるチャンネルもあります
しかもほとんど無料です!
・・・早まってスターデジオ100を契約しなくて良かった!
というのが実感でした。
そんなこんなでしたので結局・・・
あれ??
あれあれ?
・・・結局地元の電気屋さんに電話して来ていただき、アンテナを屋根に移設していただきました。
もっと身軽なら自分で出来たんですけど(爆)
ということで、いろいろとお願いして、自分でも手伝って(屋根作業以外ですけど)
16時終了。
結果・・・
キター!
でも、全部はダメでした。
受信機:SONY TX1
設置場所:2階屋根
アンテナ:LSL30
隙間ケーブル:使用せず
増幅器:DX TM-351B
同軸:S−5C−FB アンテナ〜増幅器10m弱、増幅器〜チューナ2m弱
受信レベル
18ch TVK 24 ×
20ch MX 38〜40 △
21ch CX 20〜22 ×
22ch TBS 18〜24 ×
23ch TX 47〜48 ○
24ch テレ朝 44〜50 ○
25ch 日テレ 51〜54 ○
26ch N−E 52〜55 ○
27ch N−G 56〜58 ○
・・・肝心のフジテレビとTBSがダメです。。。
でも、他はOK!
東京メトロポリタンは・・・今までも見てないしこれからも見ないと思うので可です(笑)
(△:まれにブロックノイズあり)
そんなわけで、とりあえず受信確認は出来ました。
ただ、、、屋上に上げてしまった為ケーブルが長いです。
ベランダならアンテナからそう遠くない距離で増幅器に入れれますが、
屋上だと屋内型増幅器ではダメです。
・・・屋外型に買い換えようか。。。
まぁ、もう少し悪あがきしてみます。
そんなわけで、、、100%自分でやった訳ではないので完全なる満足感は得られず。。。(泣)
以下、受信改善奮闘編へと続きます。。。
(blog 2004/11/07 分辺りを加筆修正の上掲載)