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Last updated at 2004/12/25

スピーカケーブル他交換作業とか・・・

ということで12/23祝日に作業を行いました。


(12/23の日記より)

そんなこんなで今日の作業。
今日は昨日書いた通りスピーカケーブルとコンセントタップを交換しました。

まずはコンセントタップの交換。
今まではそこらで買ったフツーのタップ。
今回のはノイズフィルタ付き。
外来有害ノイズをカットしクリーンな電源を機器に供給出来る・・・らしいです(笑)

で、ウチのラックにはAV関連だけで9個の機器が入ってるので、タップ一個(=7個口)では
足りません。ので、2個買いました。

まずは、、、壁コンセントの極性チェック。
交流電源なんで極性なんて関係ないと思ってますが、ちゃんとグランドとホット(+/−)を
合わせると音が良くなるんですって!

で、極性を調べるには検電ドライバーやテスターがあれば出来ます。
ワタシはテスターを使いました。方法はwebで「コンセント 極性 テスター」で調べれば
幾らでも出てきますし、ワタシもそれで昨夜調べました。

やり方はテスターをAC・Vレンジにセットして、テスターのチェックバーの片側を手で握り
もう片方をコンセントに刺すだけです。

で、片方ずつ刺して表示される電圧値の低い方がグランド側(−)です。
ウチでは今日、グランド側が10V前後、ホット側が80V以上と出ました。
これでチェック完了。コンセントタップを差し込みました。
これもちゃんと極性を調べて刺します。

続いて各機器のコンセントを刺すのですが・・・

あれ?どっちがグランドだっけ?(汗)

コードに白線が入ってますが、それがどっちか・・・
ということで、各方面にお電話してしまいました(長電話すみません!)
で、極性表示も分かった(白線や印のある方がグランド)のでそれにあわせてコンセントプラグを
ザクザク刺していきました。

そうそう、今回はバイワイヤーと同じ効果(下記参照)を狙って、コンセントタップ2個に対して、
グループ分けしました。
片方のタップにはオーディオ関係のみ(アンプ・CDP・DVDP等)
もう片方にはビジュアル関係(TV、ビデオデッキ、増幅器等)

続いて、スピーカケーブルの交換。
今回はバイワイヤリング接続を試みます。

バイワイヤリングに関しては前日ググった結果を貼ったんですが、要は一つのスピーカ端子から
2本のスピーカ線を出して、スピーカの低域・高域の接続端子に接続する方法です。

ただ、この方法はスピーカが対応していないと出来ません。
対応スピーカだと、通常の接続も出来るように低域−高域端子間にジャンパー線
(線・・・ってか板だね)が付いています。
で、バイワイヤーのなにが良いって・・・
よく分かりません(爆)

簡単に書くと、ウーファのような大きなユニットの場合一瞬電圧を掛けても
暫く振動を続けますよね。大きいのはすぐには止まりませんから。
そうすると、ユニットのコイルが逆に電気を起こすんですって。
(左手の法則を思い出してくださいね)

だもんで、その起電したもの(=逆起電力)が逆のスピーカ、つまりツイータの音に悪影響がある…そうです。
で、スピーカ線を長くしてアンプに戻してあげると微弱な逆起電力が減衰し、すっきりする。。。
・・・そうです。

この辺は未だ不思議な世界だったりします。。。(汗)

さらに話を進めると、この考えをさらに進めたのがバイアンプなんですね〜
これは上の考えをさらに進めてアンプ自体を別の物でスピーカを駆動させれば
さらに逆電流の悪影響が減るという考えです。

で、話をウチのシステムに戻して、、、

今回はバイワイヤーの利点を生かし、更に良くしようと低域・高域で配線種を変えました。
低域側は自分でも低音を車で体感しているベルデンの497MK2を使用しましたが、
高域側はさらに高域特性のよさげなベルデンの708MK2を使用しました。

ということで、ケーブルの皮むきから・・・
708MK2は普通のシース(=外皮)なんで簡単に剥けるのですが、497MK2の外皮の
堅いこと堅いこと!
キンバーの4TCや8TCのように多線ケーブルではありませんから本数は少ないものの
やはり堅いシースは剥くのに指が痛い。。。(爆)

まぁ産みの苦しみってことで(笑)

で、むき終わって、続いてはYラグ装着。
これはY字型の金具なんですけど、これは使わなくても良いなら使わない方が良いもの…

そりゃ接点が増えますからね〜〜

でも、先日ケーブルをスピーカに繋ぐ際に太めのケーブルの直付けだと、
締まりきらないことが判明。ということで使用しました。

といっても使ったのは低域側の497MK2にのみ。
708MK2は16ゲージなので直づけで問題ありませんでした。
で、各々スピーカへ接続。

P1010248

続いてはアンプ側への接続。
こちらは前回同様バナナプラグを使用しました。

これも使わない方がよい、しかもYラグよりもタチが悪い(接触面積が低い、バネの強さによっては
 音が変わるらしい)ので、使わなくて良ければそれに越したことはないのですが、2本束ねて
スピーカターミナルに接続するので使用しました。

で、接続も終わりいよいよ視聴。

お!
お〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!

すげ〜〜〜!

高音の余韻の良さは更にキレを増して余韻が綺麗!
そして低音は・・・サブウーファー(以下サブバス)を使用しなくても十分に出ます!
これぞマグナット!
って感じのキレのある低音!
(但しサブバスほどはズシンスジン感はありません。適度な低音ってとこでしょうか)
サブバス無しでもバランスの良いJAZZを奏でてくれます!

そんなこんなで今回いろいろやりましたが、正直今日の作業が一番満足度高かったです!

それにしても配線一つでこんなに変わるなんて。。。

ということで、ライセンス停止中の所謂海軍休日(※)中ということでホームに手を出しましたが
ホームもいぢりだすと楽しいですね〜〜
条約失効明けには車の方もなにかやりたくなってしまいました(笑)

※:海軍休日
1922年世界的軍拡に歯止めを掛ける為に締結されたワシントン条約、さらに、
条約失効後に再度締結されたロンドン条約中大日本帝国の軍艦造船は激しく制限され
その時代を海軍休日と呼ばれた。
実際軍縮条約と言いつつも米:英:日=5:5:3という保有艦比率であった為不公平条約であった。


そしていよいよ昨日の日記へ・・・


(12/24の日記)

ということでホントは明日やろうと思っていたのですが、早く帰ってきたら早くも
御影石が届いていたので作業を。。。

今回ヤ○オクで御影石を買いまして、今回はこれを使ってスピーカ台を作成します。
今までの状態でも良かったのですが、スピーカが今までより小さくなってしまった分だけ
リスニングポジションが下がってしまったので、それを補う為に嵩上げします。

ということで・・・

P1010251

こんなことになっております(汗)
一応説明すると、上から

スピーカ本体
インシュレータ
御影石
ブチルテープ
矢田ちゃんショート缶
ブチルテープ
MDFボード

となっております。
右チャンネル側のスピーカはそれプラス
MDFボード(2枚目)
レンガ
となっており、左右の高さを揃えました。

矢田ちゃんゴメンなさい。踏み台にして・・・って感じの台で、缶が中空故の共鳴等を
心配したのですが、さすが御影石。
かなりの大音量でJAZZを鳴動させました時も、低音がズシンズシンと出ているにもかかわらず
インシュレータ+御影石+ブチルテープのおかげで缶自体には全く振動を伝えてませんでした。
音質的にも体感できる悪化は無し。

それどころか、足下がしっかりしたせいか低音がさらに良く鳴ってます。
また、上下方向を最適化しましたので、高音がさらにストレートに響いてきます。
ただ、、、、若干高音寄りになりましたが(って真っ正面になったんだから当たりまえですが)

ということで、費用3,500円(送料込み)ではありますが結構効果があって良かったです。

明日・明後日は1日中鳴らして諸々のエージングに勤しもうかと。。。
聴きながらやる作業は、、、やっぱweb更新ですね♪
 
日記を見てない方が見たらびっくりするようなコンテンツを拵えようと思ってます。
まさに一夜城の如く!

(「いちやじょう」って打ったらATOKクンは『一夜嬢』ってヲイヲイ!(笑))
 

ってまさに今日(=25日)朝から更新作業を行いついにここまで書き上げました!!
書いた・・と言ってもほとんどblogのコピペなんですけど。。。

ということで昨日も日記に書きましたが・・・

実は一昨日Panasonicさんにメールを質問の送りました。
内容は、アンプ(SA-XR50)のスピーカ端子の振る舞いに関してでした。

で、最初の返事は翌日(昨日)帰ってきましたが、仕様です的な一般的な回答でした。

でもかなり疑問が残ったので再度別の切り口で技術的な質問をしてみました。
そうしたら、本日かなり詳しく且つ丁寧なお返事を頂けました。

正直ここまで回答を貰えるとは思っていなかったので嬉しかったです。
本当は全文ご紹介したいところなのですが、メールの最後のテンプレートに
転載・2次使用は堅くお断りしますとの一文がありましたので、転載できませんが。

この内容・・・ホントは出入りしてるスレ(SA-XR50本スレ)で発表したら大なり小なり
反響がありそうで残念なんですけどね。

一応、簡単にかいつまんで書くと、
このアンプは一般的なアンプと同様にA端子+B端子のスピーカ接続端子があって、
A+B同時駆動させたときに内蔵アンプがどのように切り替わるかを質問しました。

ら、パラレル。但し、両端子にアンプの定格ギリギリである6Ωのスピーカを接続し
同時鳴動させても大丈夫なように出力を半分にして3Ω駆動を可能にしてるとのこと。

そう、このフローが知りたかったんですね〜
こちらが思っていたのは、ひょっとするとA+Bモードではバイアンプになるのでは?
って事だったんですね〜〜

というのも、B端子をどういう形であれ使用した場合にはマルチチャンネルでの運用が
出来ない仕様なんです。

だもんで、B端子使用時にはサラウンド側のアンプをB端子に切り替えて使用してるのでは?
と思ったんです。

何故なら、AのみBのみでは使用出来るスピーカのインピーダンスは6〜16Ω。
でも、A+Bでも同じなんですね〜
(で、自分的にはパラレルであれば合成インピーダンスを6Ω以上にしなければならないのか?
 と思いました)

で、素直にその件をぶつけたら、上記の返答が帰ってきたんです(実際はもっと詳しくね)
これで何故B端子使用時にわざわざマルチチャンネルをキャンセルするのかとか
いろいろ分かり、それを踏まえてのセッティングも出来るようになりました!

他の方から見たらそんなの(返事するのはメーカとして)当然じゃんと思うかも知れませんが、
こんな1消費者のワタシの為にちゃんと仕様を再確認してくださり、
丁寧且つ詳しいレスを頂けることに感激してしまいました。
一気にPanasonicファンになってしまいました!

(blog 2004/12/23〜12/25 分辺りを加筆修正の上掲載)


まとめ


そんなこんなで本日昼間はかなりスピーカにパワーを掛けてみましたが・・・

凄いです!
凄い力感です!
サブウーファー?!
いらんいらん!
全くもって不要です!(中〜大音量では・・・ですが)
以前も書きましたが、これぞマグナットっていう低音です。
それも先日書いた比ではありません!!
このスピーカにこのアンプ。
組み合わせは非常に良いです!!!

そして、ネットでも話題が尽きない高音の出過ぎ。
ワタシは決して出過ぎとは思っていません。
むしろ綺麗な余韻が出て良いと思ってます。
ですが、、、
本日、アンプ本体のリ・マスターモードをカットしたら・・・

これだ!

なんのことはないなにも味付けしない音が最高でした!

正直もうしばらくはなにも入れ替えたくありません。
今が最高の状態ですから。。。


そんなわけで、10月からいろいろやりましたがどれも大変満足のいく結果をもたらしてくれました。
家でJAZZを聴く時間も級数的に増えましたし、車と違ってガソリンやバッテリーを気にすることなく
鳴らしておけばエージング(慣らし運転)が進んでいきますし。。。

まぁ、本気モードな方から比べれば足下にも及ばないシステムではありますが、
オーディオなんて言うのは自分が気持ちよければそれで良し(=オ○ニーと一緒ね)。

ということで当人本当に今日の出た音には満足しております。


以上、10月からのシステム変更をご報告して参りましたが、とりあえずこれにて中締めです。
またなにか変更があれば追記していこうと思っています。

一気に読むと凄い量でななかったかと思いますが、最後までお読み下さり本当にありがとうございました。

(以上1章〜15章まで全て2004.12.25 初稿執筆)