2002年 7月11日 APEXi ECV取付

実はファイアーボールを装着していた頃から排気音を静かにしたいなぁ〜と思ってました。
しかもただ静かにするならマフラーを換えればいいのですが、時には静かにときには大きめの音(?)にしたいと
考えてました。そして、ファイアーボールの時には実現しませんでしたが、Border304に換装してインナーサイレンサーを
手に入れ、ひとまず上記の件は解決しました。

が、やはり手軽に開閉したいと思うのは人情・・・(と思うのはワタシだけ?)

実はそんなパーツは以前から存在していました。アペックスのECVもその一つで、ワタシ自身2〜3年前の車雑誌で
見たことがあったのです。で、調べたところCF/CLの設定はなし。。。
あきらめていたのですが・・・

日頃遊んでいただいている、そしてお世話になってるtkさんが装着するという話を聞き、是非インプレしてくださいね〜と
お願いしておきました。tkさんが買ったのはアペックス(データページはこちらから)のトヨタ用(T−TypeA、61φ(ラインナップ))
ですが、フランジの取付ボルトピッチが合わないためリューターでぐりぐりと長穴加工したとのこと。
で、装着後音量を聞かせて頂きましたが確かに消音効果がありました。
ところがtkさんがマフラー交換するに辺り、そのECVを手放すと伺い、ならば!ということで(なかば強引に?)
譲って頂きました。

ということで本日装着してきました。

上記の通り長穴加工が必要なのですがすでに加工済み。ただマフラーの違いでボルト間隔が違う可能性もあるため、
加工が必要かも・・・とのことでしたが。


そんなわけで青丸部分をガリガリ削って現車合わせしたそうです。


パーツ自身の厚みは実に12mm!!
マフラーによってはマフラー出口がバンパーからはみ出して車検に通らないかも。。。


ということで作業開始(というよりほとんどやって頂いちゃいました(汗))
マフラー分割部のフランジのボルトを両方外し間にECVを挟み込みます。

ところが、304に着いていたボルトは約35mm。ECV装着前でボルトの先端がナットから1cm弱出ているだけです。
これに12mmのECVを付けるとボルトが出てこないことに・・・
だもんで近所の大型ショッピングセンターに行って50mm長のボルトを買ってきました(耐候性を考えSUS。約240円/2本)

で作業続行です。


作業はあっという間に完了。・・・といいたいところですが、調整用のバネ(スロットルボディみたいなところ)
が下の飛び出してしまいました。このまま写真の向きで右回りに180度回すとマフラーのステーに
当たってしまい装着できませんでした。

が、よく考えれば左右に回すのではなく前後をひっくり返せば・・・


はい、ちゃんと上向きにつきました(汗汗・・・)
(気が付いたのはワタシではなく作業をして頂いた方達でした(多謝))
んで、SEV−排気はフランジでの乱流発生に備え(?)フランジの一次側に移設しました。
SEV−排気はエキマニに近づけば近づくほど高回転型になる(?)のですが、
それの効果もあわせて楽しみなところです。


で、リアシートのサービスホール(赤丸部分)からワイヤーを引き込み、


操作部を扱いやすい位置にセットして完了です。
両面では操作時の引っ張りですぐ外れますので、ビスで留めないとダメです。
操作方法は・・・

(1)通常時

外側の黒いダイアルを時計回りに回すと開、逆に回すと閉です(逆だったらゴメンちゃい!)
下記インプレの通り全閉ではまずいので全閉から3回転させた状態が定常状態です。
あとはお好みで開度を決定します。

(2)緊急時(ってなんだよ!>俺)

中央の黒いボタンを押しながらであればダイアルを回すことなく外側のダイアルを引いたり
押し込んだし(つまり開閉)出来ます。
中央のボタンを押しながら外側のダイアルを押し込めば全開(逆は勿論全閉)になりますので
いざというときに役に立つでしょう(って・・・だからいざっていつだよ!!>俺)


元々出口が後ろに出てましたがさらに飛び出ることに・・・
しかしバンパーの最後部よりは出てませんので(汗)
でも、見た目かっこよくなったような(爆)

ということで、インプレ・・・
パーツの特性上、全開時でも3%のパワーロスがあるとのことですが、そんなに気になりませんでした。
また、取扱説明では『全閉ではエンジンを損傷する可能性がありますので3回転以上開けてご使用下さい』と
怖い一文がありますので、全閉は始動時のみですが、音量的にはファイアーボール程度ではないかと思います。
(但し、304付属のインナーサイレンサーの方が明らかに音量は低いです。ただ、抜けも悪いですけど。。。)

で、通常はつまみを回しながら弁の開閉を行うのですが、いざという時には先端のプッシュボタンを
押しながら押し込めば一気に全開になります(勿論逆も可です)。

いやぁ〜車内から音量調整出来る!サイバーな機能で、タダそれだけで満足です。
(それだけかよ!って突っ込みはなしね(爆))

それにしても・・・
しばらく半開状態(と思われる)辺りで走行していて、その後全開にするとうるさいうるさい304!(爆)
やっぱ304ってVスポ記事ではないですが「かなりの音量だ」ですね〜(汗)


おまけ

ヤフオクでカーボンメタルパッド(フロント用)の安いのが出ていたので買ってみました。

このパッドは2輪界では有名なデイトナの製品で、
『低温30℃〜高温800℃までのワイドレンジで街からサーキットまでバッチリ!』
といううたい文句と8K円という安さにつられて買ってみました。
落札後すぐに連絡が来ましたが、出品されていたのは、まさにその株式会社デイトナさんでした。
で、着払いで送っていただけると言うことで振り込む手間もなく翌日に手元に届きました。
本当にスムーズ・丁寧な応対で取引が出来て良かったと思いました。

で、肝心の使い心地と言いたいところですが・・・

まだ装着していません。だって・・・

CC−Xまだまだ十分残量があった!(爆)

んですもの・・・(汗)
買った後にキャリパーから覗いてもまだまだあるなぁ〜と思ったんですが、
今日分解整備したら(いや、して頂いたら)パッド厚約10mm。。。てか全然減ってないじゃん!
って感じでした(なら買うなよ!>俺)
CC−Xを入れてそろそろ一年ですが、“街乗り”オンリーの運転ではカーボンパッドとは言っても
そんなに減らないようです(あんなに効くのに。。。)

ということで、装着インプレはかなり先になりそうです。。。

・・・どうせ分解整備するんだから今日持っていって交換してきても良かったかも。。。

そんなわけで、次回のおまけもお楽しみに。。。


Special Thanks

ECVを譲渡して頂いたtkさん(ホントにいいの??)

某ディーラーご一同様(ご迷惑が掛かるかもしれないので名前は。。。)