tanabe SustecPro Stabilizer装着レポ〜2005年8月27日

ってことでまだまだ進化が止まりません!
・・・でももう打ち止めですけどね。ネタもないし(笑)

そんなこんなでレポスタート。

とある方がCF4を降りて別の車に乗り換える!という話をキャッチしたことから話はスタートします。

そのとある方とは、みつさん。またの名をいい天気さん。さらにまたの名を社長!

丸8年乗られて、この程エアウェイヴに乗り換えです。
そしてこの方もFISCOマイスターのお一人。
結局一度もサーキットでご一緒することはありませんでしたが、車載カメラの映像を拝見したり
武勇伝はいろいろと伺っております。

そんな方ですのでパーツは要所要所機能パーツを装着されてきておられました。

そのような車がドナドナ・・・

を、我々ハイエナ軍団(笑)がそのままお別れを言うはずがございません!

ということでパーツ争奪合戦が水面下で繰り広げられたのは・・・ウソです(笑)
で、仲間内で「俺はこれが・・・」とか「おれはこれ〜!」って話して結果ワタシはタナベのスタビをゲットすることに。

で、blogで書いた(8/218/22)通り、2005年8月21日に箱根で換装作業をしました。
ですが、その日は自分のパーツ換装までは至らず。。。

で、本日換装作業と相成りました。

ここでspecの確認。


の・・・前に、
先日blogでインパクトレンチが触媒外しと言う最大の難関、いわば主力艦隊同士、国の雌雄を掛けた艦隊決戦!
その場で全く持って役に立たなかったと書いたのですが、その後ホイールを外す際に再び出撃。
したら・・・ものの見事に全艦撃沈、ほんとに圧勝だったのです!
が・・・
そんな仕事は別にインパクトがなくても出来た訳でして・・・
やっぱり肝心なところで全く役に立たないインパクトでした。。。(T.T)

ホント・・・戦艦大和のよう(※)だなぁ、、、

大和ですが竣工以来艦隊決戦の場には参加を殆どしませんでした。
それというのも主な戦闘は空へと移っていったからです。
ですので、大和は主にトラック島に投錨し、前線基地として使用されました。
また、当時の戦艦に比べ著しく艦内設備が整っていたため「大和ホテル」と呼ばれる始末。。。
結局大和が敵艦と艦隊戦を行ったのは大戦末期、敵の護衛空母艦隊に向けての砲撃のみでした。
その際の戦果は護衛空母僅かに1隻撃沈という46cm砲を搭載し基準排水量64,000tという巨艦の戦果としては
全く持ってふさわしくない結果に終わりました。
そして最後は沖縄本島への特攻攻撃の任を受け九州沖を航行中に数度にわたり空襲を受け沈没したのでした。。。
 
そして2199年宇宙戦艦ヤマトに生まれ変わるのであった。。。(爆)

という閑話休題はここまでにしてパーツ仕様の確認です。


○付表 SiR系及びユーロRのスタビライザー比較

  SiR系 ユーロR
フロント 26.5×t4.5(mm) 27.2×t5.3(mm)
リア 15(mm) 18(mm)

 備考:フロント:中空管/リア:中実管

これは遙か昔(2002年5月)にユーロ純正スタビ換装レポで掲載したデータです。

で、今回装着するタナベのは・・・

  純正レート(SiR系) 強化レート(tanabe) パイプ径
フロント 2431.8N/0.05m
(248kg/0.05m)
3667.4N/0.05m
(374kg/0.05m)
30.4φ
リア 627.5N/0.05m
(64kg/0.05m)
921.7N/0.05m
(94kg/0.05m)
18.0φ

と、なってます(tanabe公式ホームページより引用)。
SiR純正に対して約1.5倍の強化ですね〜
まぁワタシの場合はすでにCL1用に変わってますので交換して1.5倍の堅さになる訳ではありませんが、
それでもかなり強化されると予想してます。




・・・と、実は上記は既に先週書いておりました(笑)

ということで換装作業をホントに本日(=8/27)行いました。

今日は元えっち色ゆ〜ろさんの実家で作業しました。

とは言え日中は暑い。。。。

ということで15時頃から作業開始。

ちなみに。。。今回も自分で作業し尚かつカメラを忘れてしまったので写真なしです。
文章だけで説明しますので、写真の方はユーロ純正への換装レポを参照下さいませ。

とは言ってもそんなに難しいことはなく。。。

まずは作業を行う方のホイールのナットを緩めジャッキアップ。
ジャッキアップ後ウマを掛けてからホイールを完全に外します。

続いてはスタビの撤去。


※写真は2002年のものです。。。

左側の青丸内に2箇所、右側内に1箇所留まってます。
で、左側のホルダーを留めてるボルトはフロント14mm/リア12mmのレンチで容易に外せますが
右側はちとめんどう。
14mmのナットで留まってるのですが、ボルト側は通常フリーに回るようになってます。
そこでボルトセンターに6角レンチを差し込んでボルトが回らないようにしてナットを緩める必要があります。
で、6角レンチを差し込んでナットを緩めるのですが、ここでまた難題が。。。
ここの締め付けトルクは後ほど書きますが、そんなに強くは締まってないはず。。。
でも・・・堅いんです。。。可動部なので。。
特に装着してからの時間が多い車はその傾向が強いです。
先日いい天気さんの車からスタビを摘出する際も難儀しました。。。
やはり下回りですからボルト自体も錆びますし、固着もしちゃうんですよねぇ、、、

で、今回は・・・
幸いなことにさほど堅くはありませんでした。

で、ボルト・ナットを外します。
すると、スタビが外れます。。。
が、、、(特にフロントは)マフラー等が着いたままだと、スタビを抜くために知恵の輪状態。。。
と、言ってもさほど大変ではありませんけどね。

で、新しいスタビと交換し、逆の手順でボルト/ナットを締め付けて完了です。

ちなみに締め付けトルクは・・・

フロント:全て39Nm(4.0k)

リア:
スタビ対スタビリンク→38Nm(3.9k)
ボディ→22Nm(2.2k)

とのこと(情報提供:まきちゃんさん)でした。

リアのボディ側の締め付けトルクが小さいのはここだけボルトが細いので、そのようになってるようです。

ということで、スタビを保持するゴムブッシュとスタビ本体の間にシリコングリスを吹き、
ホルダーをボルトで留め、リンク側もナットで固定・・・最後にトルクレンチで締めて、下回りはおしまい。
あとはホイールを戻して、これもトルクレンチで締めて完了!!


・・・なのですが、、、
今回は「自分一人ででも出来るけど、みんなであそぼ〜」って言って集合した横須賀軍団(Pさんは欠席)でしたが
えっち色ゆ〜ろさんの作業の早いこと早いこと!
・・・ワタシは。。。。暑くて暑くて足引っ張りまくりだし。。。
しかも、、、14mmのソケットが行方不明。。。(T.T)
多分先週の作業で紛失したものと。。。(かなり慌ただしかったからねぇ、、、)

ということであ〜るずさんにはお世話になりっぱなしでした。。。(汗)

そんな感じで作業も終わり、試走し問題がなかったので解散し、帰宅時に本格的な試走をしました。

まずはゆっくり走行。
スタビが効いて、片輪を段差(=マンホールとかの盛り上がり部)を乗り越えると、今までよりも
ゴツゴツした感じを受けました。

これは良いかも!
コーナリングにかなり期待が持てます!

で、いつものテストコースへ。。。

う〜ん・・・
良い!
かも、、、

いや、確かにロールはかなり減ってます。
ユーロ純正に比べると外側へのロール感が無くなり、ロールしながらというよりかは
そのまま水平にコーナリングしていく感じ。。。

と、スタビ交換の一般的な効用を書いてみました。

確かにそう思うのですが・・・

きっとSiR系純正スタビからtanabeのCF4用に変えたら劇的だったのでしょうが
ユーロスタビからの変更では劇的・・・とまでは行きませんでした。

変化の大きさは・・・

タナベ>ユーロ純正>>>>SiR系純正

って感じですね〜
SIR系が柔らか過ぎなのか、ユーロ用の出来が良すぎたのか・・・(多分両方かと思います)
以前書いたレポでも書きましたけど、やはりユーロ用に換えた時の感動の方が大きかったです。。。
ただ、今日はまだ殆ど乗ってないのでまた明日ドライブしたインプレでも追記しますね。

でも、間違いなくコーナー速度は上がってます。
悔しいのは・・・LSDが着いてないこと。。。
コーナーへの進入速度は上がりますが、その後の立ち上がりが。。。(T.T)

2005年8月27日(及び8/21) 初稿執筆


※ 追 記 ※

本日(=8/28)オフ会出席のために高速に乗りました。
行きはマッタリな走行でしたのであまり体感は出来ませんでしたが、帰りの首◎高では十分に体感出来ました!
確かに街乗りまったりモードではユーロ純正とさほど差を感じません。
しかし、高速域でのレーンチェンジ(高速スラロームと言っても良いのかな?)やくねくねと曲がる高速コーナーでは
ユーロ純正の性能を凌駕してます。
コーナリングがユーロ純正よりもさらに安定し、ローリングの収束もかなり早いです。
・・・と、分かってからの帰りの道中は楽しくて楽しくて仕方なかった・・・と、言えば性能はお分かり頂けるかと、、、

とはいえ・・・
街乗り+αならユーロ純正の(コストを含めた)パフォーマンスは最高だと思います。
サーキット(やそれに類するところ?!)では足を固めなくてもかなりコーナリングが安定しますので
お勧め出来るかと思います。
特にウチの場合は足が無限サスキットで他の車高調組よりも柔らかめの設定で、さらにそれを2/2で
通常使ってますので、多少バンピーな路面でも追従性が良いです。
その良さを殺さずにローリングの安定性が増しますので、スタビ交換はやって良かったと思います。

ただ・・・tanabeのスタビの設定はCF4用・・・・というか対CF4純正をターゲットに開発・強化されてますので
今買うならCL1純正をターゲットに強化品を開発したSwiftのスタビの方が良いかもしれません。。。
(想像ですがtanabeよりも堅めな設定と思われます)


あと、、、
話は変わりますが無限マフラー!
段々ワタシ好みになってきました(!?)
普段はとても大人しいのですが、高速で3速に落としてブン回すと、、、
爆音!とまでは行きませんが、適度に低音が出ますし、トルクも厚いし、鋭い加速もしますし、
(って、D/Hのエアクリの効果も大きいかと思いますが)実に気持ちよかったです!
で、今回はスタビという武器を手に入れ、更に運転が楽しくなりました!

ということで、満5歳の誕生日を挟んでいろいろと交換してきましたが、正直生まれ変わったように思います。
これなら、上期総括で書いた通り、

「これで10年は戦える!」

そんな気分です!

2005年8月28日 追記


Special Thanks

いい天気さん
あ〜るずさん
まきちゃんさん